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テレビ業界には欠かせない

AD(アシスタントディレクター)にフォーカスして、

テレビ業界の常識を壊してしまう実話をご紹介いたします。

 

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失望注意!! 本当はシビアなテレビ業界。。

 

皆さんは、テレビ業界にどんなイメージをお持ちでしょうか?

「キラキラしてて、クリエティブ!」

高収入でザギンでシースーなんじゃないかと思っているそこのあなた!

 

現実は、全く違います。。。

 

もし…

「夢を壊したくない!」「現実を知りたくない!」

と思っているのであれば、他の記事を読むことをオススメします。

危険です。。。

 

 

目指すは「総合演出」のポジション!!!

inspiri / Pixabay

あなたは「ディレクター」という職業を

聞いたことがあるかと思います。

ディレクターとは、

テレビ番組を作る上で現場監督の役割のことを言います。

(よく「 D 」と略させて呼ばれています。)

 

例えば、、、

ディレクターの高橋さんのことを「高橋D」と呼んだりします。

ディレクターは、現場をスムーズに進行していけるように

現場全体を見て指揮をする重要なお仕事です。

番組の規模にもよりますが、

知名度が全国区のタレント(アイドル、お笑い芸人、俳優、女優などなど)が

出演する番組ではどんだけいるのって?

って思うほどディレクターの数が存在します。

そして…

そのディレクター軍団を束ねて指揮する

ディレクターのボスの役割を果たす人が、1人います。

 

それが、総合演出」と呼ばれる人なのです。

 

テレビ業界に入って、ディレクターになりたいと思って憧れているのは、

実は、総合演出と呼ばれる役割の人です。

 

 

 

「AD」から「D」から「総合演出」

ElisaRiva / Pixabay

ADとは、アシスタントディレクターの略で、読んで字のごとく、

D(ディレクター)のアシスタントをする人のことを指します。

これは、番組制作で一番最初に任されるお仕事です。

 

そのADになった人の多くが目指しているのは、

先ほどお伝えした総合演出なわけです。

ADを何年経験した末に「D」になったとしても、

気を緩めることなくスキルを磨き続けて、

 

ようやくなれるのが「総合演出」。

 

簡単に書きましたが、これは相当な苦難の道です。

実際に、総合演出の方に聞いたところによると、

ADからDになれる割合は20人に1人と言われているそうです。

それを考えると、かなりの狭き門。

 

ここまでで、

「全然、ADが出てきてないのでは?」と思った方…

真剣に読んでいただいてありがとうございます。

では、

AD(アシスタントディレクター)の世界へご案内します。

少し僕が実際にしたADのお仕事をご紹介します。。。

 

 

実録!! 「ロケって楽しめない!だって余裕ない!」

350543 / Pixabay

 

僕が担当した番組は、ロケが多かったので、その時の一部をお伝えします。

かなり強烈なので、覚悟して読み進めて下さい。

 

ロケに行く前に大まかに3つのやることがあります。

(※これはADの仕事のほんの一部です(笑))

  1. ロケ先候補の情報収集
  2. ロケ先のアポ取り
  3. ロケハン

 

例えば

番組の企画で「鎌倉野菜で天ぷらを作って食べよう!!!!」

みたいな企画があったとして①〜③をご説明します。

 

①ロケ先候補の情報収集

番組の決められたロケに行ける範囲の地域で、

鎌倉野菜を作っている農家さんをリサーチします。

インターネットと電話を使ってできる限りリサーチします。

ロケに行く地域のJAに電話して農家さんを

紹介もらったりすることも考えられます。

 

※番組中のテロップに鎌倉野菜の説明を載せる場合には、

裏を取っておかなければならず、

鎌倉野菜に詳しい専門家に連絡を取ったりして

確かな情報を手に入れます。

 

 

②ロケ先のアポ取り

その後、紹介してもらった農家さんに電話をして

ロケをしていいかアポを取ります。

 

 

③ロケハン

ロケ先のアポ取りができたら、そのロケ先が放送できるほど

「とれ高」があるかどうか実際に現地に行き

小さいカメラをまわしてスタッフだけでロケに行きます。

これをロケハンと呼びます。

 

もし、ロケハンでアポがとれた農家さんのところで、

あまり面白い画が撮れなかった場合は、

違うロケ先を考えなければいけません。

 

その場合は、また①からやり直しです。

 

このように、

基本的には①〜③を繰り返してやっとロケにいける状態になります。

 

 

さて、ロケ当日です。。。

ロケの出発時間が早ければ早いほど、

前日の夜に準備を急いでしなければ行けないので、

寝れないこともしばしばです。

今は基本的にロケ車での移動中は、

なるべく寝れるように配慮されるようになりました。

ひと昔前は移動中でも寝ずにディレクターに気を使ったり

しなければいけなかったそうです。

 

今は誰もが死に物狂いで寝ます。

なぜなら、ここしか寝る時間がないからです!!!

 

現地に着くと、、、

ロケ先の方に気を配りつつ出演者(現場では演者と呼びます)

のためにカメラがまわせるような環境づくりは、全てADが行います。

1日に何箇所も場所移動をするので、

その度に出した道具や機材を片付けて移動を繰り返します。

そのため、お昼ごはんを食べる暇はありません。

撮影の終了もまちまちで、

僕の場合は、22時に終了して、そこから片付けをして

ロケ車で帰るという感じです。

お腹は空くし、常に眠いしで、

その日の楽しい気持ちなんて全くありません。

 

完全に扱いは奴隷です。。。

 

 

というのも、ロケ中のスタッフは、いつもの100倍真剣なんです。

なぜなら、

ずっと準備してきたものを、必ず形にしたいからなのです。。

その気持ちがあまりに強いため、

人を人でないような扱いになってしまうのです。

ディレクターがカメラをまわしている間、

裏で必死に準備をしていると、

どうしても音が出てしまうことは仕方ないことなんですが…

それに対し、

「うるせえ!静かにしろ!」

と強い口調で、にらみつけるように言ってくる

ディレクタープロデューサーがいることを忘れてはいけません。

(※現場では決して、

人間扱いしてもらえることを期待してはいけません。(笑))

 

数々もの面接をくぐり抜け、やっと入社したというのに…

例えば学生の時、テスト勉強をした次の日に

どれだけ寝ていないのか自慢をしたことはあるかと思います。

「おれ、2時間しか寝てないわ。」というような感じです。

 

ADは、基本的にそんなレベルでは自慢になりません。

 

なぜなら、2〜3時間睡眠が基本だからです。

本当にひどいときは2日ほど寝ることができない時があります。

死んじゃう死んじゃうって言いながら、頑張って起きて仕事します。

「テレビのお仕事はかっこいい」は騙されているんです。笑

 

あなたはテレビ業界に夢がある仕事だとおもっていませんでしたか?

確かに、夢はかなりあります。

 

ただ、涼しい顔してやれるほど甘いお仕事ではなく、

決してかっこいいお仕事ではないです。

  • 疲れて床に転がった人。
  • 椅子を並べて寝てる人。
  • 2〜3日お風呂に入らない人。

このような状態では、完全に社畜です。

 

 

 

いかがだったでしょうか??

今回は、テレビ業界の内情をお伝えしてみました。

「現実そんな甘くない」

という言葉がこの業界にはピタリとハマります。

どのお仕事でもそうなのかもしれませんが、

この業界、テレビ業界だけは、表と裏、光と闇

ギャップがかなりあると、僕は感じました。

テレビのイメージだけで、この業界に飛び込むのはかなり危険です。

オススメしません。

そのことをお伝えしたく今回ご紹介させて頂きました。

 

 

最後までご覧頂きありがとうございました。